パパ活をするならば、お互いに呼び合える名前を教え合うのは当然のことですよね。
しかしその時、「自分の本名を名乗っていいのか…」と躊躇する人も多いのではないでしょうか。
ここではそうした、パパ活における本名にまつわる問題を解説します。
パパ活で本名を名乗る必要はない！
パパ活ではニックネームなどで呼ぶのが一般的
一般的なパパ活では、お付き合いをする女性がパパに対して本名を名乗るということはほとんどありません。
基本的にはお互いにコミュニケーションを取る上で相手を呼ぶ名前があれば良いだけなので、それは本名ではなくニックネームや、下の名前だけでも十分なのです。
女性が男性客を接待する飲食店などでもそうですよね。
大抵はその人を示す名前があればコミュニケーション上は特に問題がないので、本名は名乗らないことが一般的です。
お金も直接手渡ししてもらえるので本人名義は必要なし
パパ活と言えば、パパからお金を受け取るのはとても大切なことであり、例えばこれが仕事やアルバイトであるならば、給料を受け取るのに本名は必須です。
しかしパパ活はあくまでパパからお小遣いをもらうという形で、ほとんどの場合はその場で直接手渡してもらうだけなので、領収書などを発行することもないため、本人の名義が必要になることはありません。
振り込みなどでもないので、名前がわからなければいけないということは無いのです。
デートクラブなどにおいても、登録はほとんどが偽名でされている
パパ活においてはマッチングアプリや、デートクラブなどを利用するのが主流だと思いますが、そうしたところでは登録も必要になります。
しかし大抵の場合、その登録で本名を名乗っているということはまず無いと言えるでしょう。
これが結婚相談所などであれば身分をきちんと保証する必要があるので、本人確認なども行われていますが、デートクラブなどはあくまで出会いを提供する場所であるので、本人確認が必要としないことも多くあります。
パパ活はあくまで割り切った上での関係
婚活や本気で付き合う恋人を探すのであれば、ある程度身分の保証が必要になることもあるでしょう。
場合によっては悪質な詐欺や営業などの可能性もあるため、マッチングアプリなどを運営している側でもそうした問題を未然に防ごうとセキュリティには力を入れています。
しかしパパ活が目的である場合には、その時々の二人の関係性のみが主眼なので、もちろん詐欺などが無いわけではありませんが、結婚ほど深刻な問題とはならないことがほとんどです。
パパ自身も偽名の可能性はある
またお付き合いするパパの側も、本名であることのほうが少ないと言えます。
たとえば何らかの企業の経営者など、身分を隠さずにオープンな付き合いをしたいと考えている男性が堂々とパパ活を行っている場合もありますが、やはりそこはプライベートとしてこっそりと付き合いたいと考えているパパのほうが多い傾向にあります。
そうした場合、パパ側としても身バレを気にするため本名を名乗っていないことは少なくないのです。
パパ活で本名を教えるとどんなリスクがある？
ネットで拡散されてしまうかもしれない
現在はSNSなどにおいて誰でも簡単に情報が発信できる時代です。
そのため、個人情報の扱いには細心の注意を払わなければなりません。
仕事や学校関係、友人などは当然個人情報を知っていることになりますが、そこには情報を漏らすことへの法律的な縛りや信頼関係があります。
ですがパパ活においてパパとの関係性は希薄であり、相手の気分によって自分のそうした大切な個人情報がネットに拡散されてしまうリスクは常にあるのです。
パパがストーカーになってしまうかもしれない
パパ活は疑似的であるとは言え男女による関係性であり、互いの感情によっては本当の恋愛のような関係になる可能性も否定はできません。
そしてもしこちらのほうにその気がなくても、相手にすごく気に入られたり、恋愛感情を抱かれるといったこともあり得ることです。
そうした場合、深い関係は避けてきちんと距離を取ることができればいいですが、そうもいかないこともあります。
そんな時に本名が知られていれば住所なども調べられてしまう可能性があります。
パパ活で本名を隠す、バレないための対策
スマホを2台持ち
日常生活において、本名を隠して暮らすというのはほぼないことでしょう。
特にスマホやアプリなどの各種サービスでは本人情報がなければ使えないものも多く、本名で登録しているものも多いのではないでしょうか。
そうしたことから、ふとしたきっかけでパパに本名を知られてしまうということは、実はパパ活では珍しくありません。
スマホは個人情報の塊とも言えるので、出来ればパパ活専用のスマホなども別で用意するようにしましょう。
LINEのアカウント名には特に注意が必要
LINEは連絡を取る上でとても便利なアプリですが、基本的には一つの電話番号につき一つしかアカウントを作ることができないというのはご存知の人も多いと思います。
これはなりすましや犯罪などに使われることを防止するためともされていますが、そのことによって知人や友達関係、仕事などのやり取りも全部同じアカウントでしなければならないといった問題もあります。
なのでアカウント名を本名にしていると、気軽にLINE交換をして本名がバレてしまうということもあるのです。
ニックネームはどうするのがいい？
本名を名乗りたくない場合はニックネームを作るわけですが、ここにもリスクを避けるためのポイントがあります。
普通は友達との間で名前を付ける場合でも、自分の本名に由来することが多いですよね。
しかしパパ活においてはニックネームは本名と全く関係のないものにしておく方が無難です。
たとえニックネーム単体では本名バレしないとしても、関係がありそうな名前をニックネームから類推することも出来てしまうためです。
通っている学校や勤めている会社など、自分に関係するものに由来するニックネームも避けたほうがいいでしょう。
パパ活でも本名を教えて良い場合とは？
何度も会っていてパパを信頼できると思えた時
基本的にはパパ活において本名は教えるべきではありませんが、本名がないと何かと不便なこともたびたび起こりえます。
各種登録や契約などもそうですし、また隠すということ自体に疲れてしまう場合もあるでしょう。
そんな時、もしもそのパパと既に何度も会っていて十分に信頼できる相手だと感じられた場合には、教えても良いかもしれません。
またその際には仮にその後に問題が起きたとしても、そのリスクを受けられる程度の覚悟を持てる相手であれば良いでしょう。
高額なプレゼントや大きな買い物してくれる時
パパと長く付き合っていれば、高額のプレゼントをしてもらえたり、住む場所を無償で提供してもらえるといったこともあるかもしれません。
そうした場合には偽名で話を進めることは難しく、本名も教える必要があるでしょう。
当然、本名を教えるのはここまで説明してきたようなリスクもありますが、パパ側も大きな買い物では同様のリスクがあります。
相手が相応のリスクを負っていて、自分とのバランスを取れると感じられた場合には教えるのも選択の一つです。
交渉の際に本名を教えることも含まれている場合
パパ活をする上では、互いの条件などを確認し合って自分に見合った相手であるかどうかを交渉していくわけですが、その時に出される条件も様々です。
金銭的なことももちろんですが、どこまでの関係が可能であるか、どれくらい会えるかなどパパにも要求するものが多くあります。
また女性側にも要求するものがあると思いますが、そうした際に本名を明かすということが条件の一つとして使えることがあります。
つまりパパの好条件を引き出す交渉材料として使うのです。
そうした際には交換条件として教えることもありでしょう。
どんな時にパパ活で本名がバレてしまう？
自分のことを名前で呼んでしまう
パパ活では女性が本名を言っていないということはパパ側も大抵は把握していますが、マナーなどによってそこまでしつこく追及するということもそれほどはありません。
その辺りは本名か偽名か曖昧なままで付き合っていくということがほとんどでしょう。
しかしあからさまに偽名であることが明らかになってしまう場面では、パパも追及せざるを得ない流れになることもあります。
それが思わず自分で自分の名前を言ってしまった時で、普段の一人称が自分の名前である場合には注意が必要です。
うっかり身分証を見られてしまう
普段免許証や社員証、学生証など身分証明書を持ち歩いているという人は多いでしょう。
何かあった時のためにも、常に出せるようにしておいたほうが無難です。
しかし何かの拍子でバッグを開けている時や、隠すことを忘れていてついうっかり身分証を出してしまうということもあるのではないでしょうか。
そんな時には一瞬で自分の本名が相手に見られてしまうので、細心の注意を払わなくてはなりません。
パパと会う際にはすぐには出ないような場所に入れておくといった対策もしておきましょう。
名前を呼ばれても反応しない
意外とよくあるのがこのケースです。
パパ活の為だけに作った偽名だと、女性は呼ばれ慣れていないために自分のこととは気がつかずに、反応しないといったことがあるのです。
普通ならば、自分の名前であれば、他人が呼ばれているものであってもつい反応してしまうのが人間というものです。
名前に対してあからさまに反応がなければ、すぐに偽名と疑われてしまうのでしょう。
そうならないためには、日頃から自分の名前としてしっかりと認識しておくことが大切です。
絶対に教えないようにしておきたい個人情報とは？
住所
社会人や本格的にパパ活をしているという女性ならば、実家とは離れて一人暮らしをしているという人も少なくないかもしれません。
そうした場合、現在の自分の住所と、実家の住所両方とも相手に知られないようにすることが大切です。
たとえばパパがストーカー化した場合、住所が把握されていると日常の行動から常に監視することが可能で、また逃げることも出来ません。
特に実家は引っ越しなども簡単にはできないので、絶対に知られないようにしましょう。
職場や大学名
仕事をしているならその企業や働いている場所、学生ならば通っている大学の名前についても知られないようにする必要があります。
家の住所と同じように勤め先や大学が把握されれば日常的な監視も可能になってしまうだけでなく、同僚や大学の友人に対しても接触される可能性があります。
同僚や友人から情報を探られる場合もありますし、また気に食わないことがあれば悪い噂を立てられてしまうかもしれません。
会社や大学に迷惑が掛かってしまうだけでなく、居づらくなってしまうということもあるのです。
口座の情報
金銭の受け渡しにおいて、パパが口座情報を聞いてくることもあるかもしれません。
現金の持ち合わせがなかったり、定期的に振り込みたいという話であったり、その理由は様々です。
ですが基本的には口座の情報も教えないほうが無難です。
口座番号などを知られてすぐに直接的な被害が出るということはあまりありませんが、原則的に口座は本名でしか作れないということもあるので、まず本名を隠すことができません。
また他の犯罪に使われる可能性も無いとは言えないので、断れるならば断わりましょう。
電話番号
パパ活で連絡を取り合うために電話番号を聞かれることもあるかもしれません。
しかしもしも電話番号をプライベート用の一つしか持っていないならば、それを教えることもやめておきましょう。
電話番号を知られるということはいつでも連絡ができるということであり、こちらがプライベートの時間で都合の悪い時でも遠慮なく連絡が来てしまう可能性もあります。
また、相手がストーカーのようになってしまった場合は、電話番号を悪用される可能性もあるので、パパ活用のものが準備できなければ教えるべきではありません。
SNS
SNSはプライベートで利用しているという人がほとんどでしょう。
パパ活の交渉を主にSNSでしているというのでなければ、パパ活用のSNSアカウントを持っているという女性もあまりいないのではないでしょうか。
SNSをプライベートで利用している場合、友人や家族との繋がりもあり、様々なプライバシーが一挙にパパに把握されてしまう可能性があります。
様々な繋がりがあるのですぐにアカウントを変えたり、やめるということも難しいので、SNSも絶対に知られないようにするべきだと言えます。
パパ活で本名を名乗るべきかのまとめ
パパ活において、女性は基本的にはパパに対して本名は教えないということがほとんどです。
ニックネームでもコミュニケーションは可能で、本名を知られることによるリスクも大きいためです。
十分に危険を排除して、安全なパパ活を心がけるといいでしょう。
